日本企業の組織課題
- 多くの日本企業が超成熟期に入り、新たな成長戦略を模索しています。それを実現するために、ビジネスのあらゆる場面で、創造的なアイディアが求められています。「顧客に新しい付加価値を提供する営業手法」、「保有技術を活用した新商品・サービス」、「ビジネスプロセス改革による短納期・コストダウンの実現」、「ITなどの最新テクノロジーの活用」、そして「新規事業の創造」など。
- しかし、新しいアイディアを発見する力を育てるのは簡単ではありません。
- 日本に限らず大企業は、成長過程において一定の戦略の枠組みのなかで、その目標を確実に達成できる「実行力」を育ててきました。しかし一方で、アイディアの「発見力」は、既存の戦略にはとらわれないことが必要です。
- 秀逸な戦略を確実に実行してきた優良企業ほど過去の戦略に対する信頼は強いですから、その戦略にとらわれない「発見力」を強化するのは難しいのです。
グローバルに通じるイノベーターの育成
- 新たな成長戦略を構築・実行するには、「発見力」と「実行力」が高いレベルでバランスした人材をどれだけ多く育てられるかにかかっています。
- 経済のグローバル化が急速に進むなか、「グローバル人材」の育成は喫緊の課題です。日本企業の人材が世界で活躍するには、もちろん語学力なども重要です。しかし、それだけでは足りません。「発見力」と「実行力」を高いレベルでバランスさせることこそが重要です。日本で形成された価値観やビジネス方法をアイデンティティとしてしっかりと保持しつつ、多様な文化を受け入れて新たなアイディアを発見し、ビジネスとして確実に実行することが肝要だからです。
研修プログラム
- インクルーシブデザインの手法を活用し、「発見力」と「実行力」が高レベルでバランスしたイノベータのスキル強化を実現します。
- 貴社ビジネスを材料とした研修を行いますので、「イノベーターのスキルの獲得」だけではなく、「新規事業・新商品・新サービス」、「営業の新手法」、「ビジネスプロセス改革」、「Web・宣伝などの新表現」などを創出します。