トヨタテクニカルディベロプメント株式会社様

佐野部長写真第6&第7CAE技術部部長 佐野 雅人様

私たちは良い車をつくるためのエンジニアである!
車を通して世界に貢献していくんだ!

トヨタ自動車のパートナー企業として車両開発事業を行っているトヨタテクニカルディベロップメント株式会社(TTDC)様。CAE分野の入社3年目?5年目の若手社員を対象にした2日間研修としてご利用いただきました。

Q.今回、研修を導入された背景を教えて下さい
車両開発という大きなプロジェクトにおいて、それぞれが担当の技術領域で技術を磨き成長しながら仕事をすることはとても大切です。しかし、車両開発を考える視野が狭く、与えられた役割だけの範囲でしか考えようとしない、あるいは、言われたことをやっていればよいという個人の意識も問題と捉えており、この意識を改革すれば我々のアウトプット品質はさらに上がるはずではと考えました。
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Q.今回の研修実施の目的は何ですか?
今回の研修では車本来の機能である「人を移動させる」という原点に戻り、モビリティ(移動手段)をテーマに、課題発見からその課題を技術の力で解決するまでの流れを体験し、技術者にとって最も重要な柔軟な創造力を鍛えることを目的としました。日ごろの業務ではなかなか経験できない、リードユーザ(エンドユーザー)の行動観察から、ユーザの日常や不便さを共感し解決策を共に模索するという、顧客視点に立ったモノづくりを若い社員に体験してもらい、さらに広い視野・高い視点で車づくりに携わってくれることを期待しました。

Q.今後の事業展開においてプラスになると思うことは?
今回受講した、若手社員は今後、車両開発の中心を担っていく世代です。今後のグローバル戦略によって世界中の様々な地域、文化に対応する上で、ますます多様化する車の開発ニーズを理解する上で非常に役に立ったのではないかと思います。
また、今回は分野を越えて様々な部署の方にリードユーザ役をお願いすることによって、今までとは違った切り口の連携が生まれたので、会社全体の組織の活性化の上でも効果があったのではないかと思います。

?研修の様子

フィールドワーク リードユーザと共にフィールドワーク(街歩き)
各チームごとにリードユーザと共に街へ。
車イスの人の車の乗降を見学したり、自ら車イスに乗って体感したり、リードユーザを中心にコミュニケーションをとりながら、コンビニ、電話BOX、コインパーキング、歩道橋等々、今まで目にみえなかった日常の不便な点の情報を収集した。

 

ブレインストーミング 収集した情報をブレーンストーミング
フィールドワークで集めた情報やその後の講義で聞いた内容をもとに、リードユーザを交えて日本のモビリティ環境についてグループごとにブレインストーミングを行い、その解決策を練った。

 

 

寸劇発表 アイディアを寸劇で発表
各チームごとのアイディアを、現場での利用イメージをより解りやすくプレゼンするために寸劇で発表。日ごろ経験ないプレゼン方式に大いに盛り上がると共に、内容の背景や利便性を具体的に伝えることができる。

 

 

研修受講者の声

  • 自分ひとりだけでなく、他人の意見に耳を傾けることが重要。自分が何のために仕事をしているのかを改めて教えさせられた。
  • エンドユーザの意識を大切にして、疑問と問いかけを行っていく必要性を感じた
  • 課題に対する解決方法はいくつもあり、まだまだ新しい発見が必要である。また、エンドユーザの立場に立った時の自分の仕事の意義に気づかされた
  • リードユーザと共に行動することで、「健常者」からの視点で物事を捉えてしまうことが避けられた。また、普段なら気にも留めないような不便があることに気づいた
  • ユーザとして何を求めるのか、今まで考えもしなかった意見を聞けて大変刺激を受けた。ユーザの生の声を聞き、それを形にしていくことのおもしろさを知った。今後はユーザが何を求めているのか、何を困っているのかを共感して仕事を進めたい。
  • チームワークの醸成や視野を広げることができる体験だった
  • 小さな気づきを突き止めていくと、大きなチャンスである場合がある事、必要だと思うことはやってみるという姿勢に気づいた
  • 業務での発信を増やして、自分の意思を発信したいと思った
  • 具体的な行動はこれからだと思いますが、研修終了後に節々で気づきが残っていると感じています。一部のメンバーからは「会社のパンフレットを見直そう」という自主的な声があがってきました。今後、ジワジワと浸透していくのではないかと期待をしている。

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トヨタテクニカルディベロップメント株式会社様
トップレベルのエンジニア集団として、自動車開発を中心に常に新しい価値創造に挑戦しつづけ、『お客様へ安全、安心、感動を与えるクルマづくり』に貢献しています。時代の一歩先のイノベーションを探求し、期待を超える価値を社会へ提供し続けています。